「ねこ」じこしょうかい、ざっくり-2
ねこ、ものすごく敏感らしい。
いまのじだい、これを、「しょうがい」っていう。
たしかに。
ねこ、にんげんとしてはたらこうとしたけど、
びんかんすぎて、死ぬところだった。
仕事中、なんども、きゅうに、ぶっ倒れた。
あちこちで、お医者さんに、
「無理に働かず、寝ててください。
会社にだす、てがみ、書いてあげるから。
あんた、しぬよ。
じょうだんぬきで、しぬよ。」
って、脅された。脅したわけじゃないか。
「げんじつ」?ってやつをつきつけられた。
でも、そのあと、
「ちりょう」ってやつでも、
よけいにぐあいわるくなって、
おいしゃさんたちにも、
ほぼ、みはなされた。
なんでぐあいわるくなったのか、
医者だけどよくわかんない。
ごめんねっていわれた。
かなしかった。
にんげん、やろうとしたけど、
やってたけど、たいへんだった。
でも、
明治に生まれ、村2番の大金持ちの家にそだち、
村1番の金持ちの家に嫁入りして、
出戻ったお嬢様?の「ひいばあちゃん」は、
ねこのこのびんかんさ、鋭敏さに感服して、
「天賦の才!千年に一度、いや、万年に一度!!審美眼!!
神がひとにもたらした蜘蛛の糸!
内なる感受性の高さによって全てを学び、全てを見通すひと!」
とかなんとか、大騒ぎしてた。
ひいばーちゃんが想像した
成長後のねこのイメージ、こんなかんじだったのかな・・・
・・・・・
なんかすごそうだけど、
なんだそれ、おいしいの?ってかんじよね。
たいへんだったよ、ひいばあちゃん・・・。
ばあちゃんに褒められまくった頃の
わたしは、まだ、3さい。
正直なところ、
ひいばーちゃんのあたま、
イカれてんの?だいじょうぶ?
落ち着いて。。。
って思ったよ・・・
でも、もしかすると、
わたしの経験から考えるに、
いま時代の障害ってやつは、
ときおり、明治時代の人から見ると、
「天才」ってやつだったらしいのかもとかナントカ。
時代の変化って、また、しんぴ。
とっても、ふしぎね。
昔は天賦の才
・・・でも、いまは、むいみ。
いまはお荷物。ふむふむ。
・・・しかし、
うちのばーちゃんの孫ばか、すごすぎじゃね?
うちのひいばーちゃん、かわいいでしょ?
むふふ、わたし、ひいばーちゃん、らぶ❤︎
しんじゃったけど。
だいぶまえに。
かなりまえに。
たとえほんとに天才でも、
いま、役に立ってなければ、意味無し芳一じゃね?って思うんだけどもさ。
あ、
あと、その後のわたし調べによると、
昔の人の言う天才って、
なんかに長けたひとをみんな天才!って言ったらしいから、
わたしが天才かどうかは気にしないで。
たぶん、げんだいのひとが想像するのとは、ちがうから。
だいやの原石ってやつ、ならべられて、
「触っていいから、値段の高い順、あてて、
当たらないから。」
っていわれたとき、
てきとうにならべたら、
ぜんぶあってたりしたけど、
きほん、ぐうぜんだとおもうから。
ときどき、けっこう、「まちがう」し。
じんせいのたいはん、
具合悪すぎて、むだにしたし。
びょういんにしょっちゅう入院してたせいか、
「もんぜんのこぞう、
習わぬ経をよむ」てきに、
まちなかで誰かの手助けすると、
「おいしゃさまですか?」とか、
「医療関係の方ですか?助かります!」って、
勘違いされたりするけどね。
たにんのいのちなんて、
あずかれません。
そんなにすごいこと、しらん。
ひとの「にくたい」なんか、
「かっさばいた」ことないし、
「長ったらしい病気の名前」とか、
「こむずかしいきんにくの名前」とか、べんきょうしてない。
ねこ、
ただの「ハイパー健康オタクなびんぼうにん」。
あ、あと、関係ないけど、いまのじだい、
なんかに長ける可能性のあるひとも「はったつしょうがい」
って呼ばれてるらしいよ。
なんで、かのうせいがあるのに、
「しょうがい」
っていわれるんだろうね。
ふしぎ。
まぁ、なんでもいいけど、
とにかく、ねこは敏感。
ちょう、動物的。
野生動物並み。
ん?
動物的だと、障害?
社会適応のしょうがい?
動物的だと?
ん?
ひとは、どうぶつ、いきものじゃないの?
ん?
むじゅん、かんじるけど、
,まぁいいや。
ほかのひとは、きにしないこと。
ねこは、ばかだけど、
ねこのからだは、野性的。とってもかしこい。
ねこは、おいしゃさんが、
ねこのぐあいわるいりゆう、わかんないっていうから、
じぶんで考えることにしたら、
とっても元気になった。
ねこ、あちこちくまなく?
きゅうきゅういりょうもふくめて、
びょういん、たくさん連れてかれた。
「かぞく」や「きゅうきゅうたい」や「ともだち」に。
でも、いりょうのせんもんかたちに、
なんのしょうじょうか、わかりません。
あきらかに症状はあるんですけどね。
はっきりわかりません。
なんの症状でしょうかね。とか、ねこ、いわれた。
「しろうとの、わたしにきくなよ」っておもった。
でも、おくすりわたされた。
げんきなころに稼いだおかね、
ぜんぶ、「わからない症状」に「見立て診断」で、きえた。
すっからかん。
でも、わるくなるいっぽうだった。
おいしゃさんたちは、わたしにきのどくそうな顔するひとばっかりになった。
ねこ、かなしかった。
いりょう、まるで、さぎか、しゅうきょうみたいっておもった。
しんじてたのに、うまくいかなかった。
ねこのばあい。
だから、ねこ、自分でがんばることにした。
だれも、ねこのしんぱいしない。
たすけない。たすけられない。
ねこ、じぶんのことは、
じぶんでかんがえる、だいじって知ってたから、
よく、かんがえた。
いりょう、たよったの、まちがい。
ほかのひとが、だいじょうぶっていうけど、
なんかじぶんてきに、しっくりこないイマイチなものとか、
「他の人がいいものってオススメ」してくれたけど、
なんとなく、いやなもの、とか、
「慣れようとしたもの」、「くせになってたもの」
ぜーんぶ、やめた。
「しゅうかん」すてた
けっか、ねこ、めちゃくちゃげんきになった。
おかね、たいしてないけど、
すーぱーげんき。
でも、きほん、いまじだいのひとが「ふつーに食べる」食べ物で、
すぐにお腹壊す。ねこむ。吐く。
おなかいたくて、たおれる。
げろげろ。
けど、
まったく病院いかなくなった。
いかなすぎて、わすれてたら、
「ていきけんしん」とかでよばれて、
じじょうはなしたら、
「なにたべてんの?」って、
ぎゃくにおいしゃさんにきかれたりするようになった。
それから、ねことおなじように、
お医者さんに行っても治らなかったとか、
薬をのんでて悪化したとか、
なんか心配なことをいうひとに、
これ、ためしてみて、
これ、やめて、
っていったら、
みんな「かいふく」?
「しょうじょうのかんわ」?
したんだってさ。
ふーん。ふしぎ。
ねこがたべるものをたべてると、
みんな、病気が治ったり、
健康になれたりするっていわれる。
ねこ、ねこのおかあさん、
いくつものお医者さんにきいたけど、
げんいんふめいで、
どこの担当かもわかんないって、
さじなげられたしょうじょう、けした。
しんぞうも、はいも、ぜんしんも
きゅうにいたいってなる、じょうたいから、
2しゅうかんでうごけるようにして、
2かげつくらいで、けっこうピンピンにした。
ふしぎだね。
たべもの、かえたり、
まいにちつかうもの、
ねこの「かんかく」にしたがって、
かえるだけだよ?
ねこが人間語わかんなかったり、
どうしようもなく、びんかんなの、
ひとが期待するようには
まともにはたらけなくて、
すごく、かなしかったけど、
人の役にたつこともあるのか。
べんきょうになる。ふーん。
ほんにんじゃないから、
らくになったっていわれても、
ほんとうかどうかわかんないし、
おせじかもしんないっておもってるんだけどね。
がはは。
まぁ、ひとのことを気にかけると、
気にかけられた人にいいことがあったりするんだから、
これが才能だっていうなら、
そうなのかもねって程度のこと。
たいしたことじゃないでしょ?
ふつうのこと。
きにいったひとのことを気にかける。
ひとこえかける。
いい案、いいアイディア、ひとひねり。
あいてに、なにかいいこと、
いい気づきがあったらしい。
これ、ふつうでしょ?
ばーちゃん、おおげさだなぁ。
昔の人だからだよね。
でもさ、わたし、ひいばーちゃん、だいすきだったんだ。
いまのひととちがって、
いま、いきてることそのものが「きせき」だって、
せつめいしなくても、
ちゃんと、わかってたから。
きせき、ことみたま、げんだいでは、言霊っていうの?的によむと、
奇跡であり、軌跡
じぶんが積み上げてきた軌跡を辿って、
到達できる「いま、現在」
自分自身が成し遂げている自分独自の道、人生。
それそのものが、軌跡であり、奇跡。
唯一無二
唯我独尊
誰にも到達し得ない独自文化
誇りと尊厳に満ちた選択の結果
尊き存在
めにみえない、むすうの戦い、
微生物、素粒子レベルの生存競争の中で、
生き抜いているいち、自由意志
尊き光
それが、「いきている」ということ
自分の意思、意図〈い〉を輝かせ〈き〉、
互いに〈て〉照らしあい、そこに居〈い〉、
流転す〈る〉
すべてのいのちが、
じゆういしのもと、
むすうのぶつかり合いの中で、
そのすべてが「ひとつのいのちのため」と、
しのぎをけずる。
そのなかで、生き抜いている尊い不思議。
それが、きみであり、
それがわたし。
誰に何をいわれなくても、
こまらせたり、なにかをいいつけたりして、
無駄に自由とその尊厳を侵害しちゃいけない
「尊重すべき」「他に類を見ない」「独自性」
ふふふ、しんぴだね。
こーゆー、「いのちのめぐりのなかの自分の価値」について、
思考すること、考えて語り、口にすることができたのって、
ひいばーちゃんとだけなんだよね。
なつかしーな。ひいばーちゃん。らぶ❤︎えいえん
ひいばーちゃんは、
「あなたさまの仰ること、戦前の日本人には、常識でした。
むしろ、これについて知らぬこと、
かんがえようとしないこと、
これを恥と捉え、このような時代が訪れることを悲観した人間たちが
たくさん死にました。
いえ、わたしはそれを聞きかじったのみで、
実際に目にしたわけではありません。
わたしも明治の人間です。
統一後のにんげんです。
いま、あなた様の知る「ひと」はいません。
ひとは、地に落ちました。
あなたさまに羽がないことが、その証です。
自分たちのちえを盲信し、それぞれがそれぞれの生命について学ぶことをやめてしまいました。」
とか、現代にうまれた人には意味不明、
現代にうまれてまもないわたしにも、
全く完全に意味不明、かつ、
事情がのみこめない話をしてくれたよ。
ようするに、
「とういつ」ってのと
「せんそう」ってののはてに
「いのちのみ」から
「ちえのみ」を
ひとが糧とするようになったんだって。
いみ、わかる?
いちおう、わたし、このよに、
ばーちゃんの説明のパズルピースが
あちこちに落ちてたから、
いまはもう、なんとなく、わかる。
他にも色々、ばーちゃんから聞いたんだけど、
ほとんどのことが、
誇張されて、断片化されて、
本当も嘘もツギハギに作り込まれて、
ワケワカメなんだとかなんとか。
ワケワカメすぎて、
ばかなやつ、よわいやつほど、
ながいもの、
おおきいものにまかれて、
「あんしん」「あんぜん」の絶対性
「保証」ってやつにすがって、
安心・安全・絶対性ってものが、
この世にあるわけないって事実をつきつけられたとき、
狂っちゃうんだって。
おっかないなぁ。変な世の中。
無数の生命の生死の巡りの勝敗に、
「確実」なんてなくて
「確率」しかないのなんて、
かんがえなくてもわかる
いきものの常識じゃん。
なんで、存在しないものが
あるみたいな社会なの?
こわいよう・・・
やっぱり、人間の常識、こわいから、
にんげん、はやく終わりたいなぁ。。。
世の中、安心安全を保証しろって、
意味不明な世の中だなんて、
ほんとかどうか知らないけど、
ほんとだったら、こまっちゃうね。
この世は、自分自身を生きる価値と尊厳を誰かのせいにする、
キチガイばっか、
「他人任せが常識」の「責任なすりつけルーレット社会」ってことじゃん。
自分のいのちに対しての無責任な生き方
いのちについて学ばなくても生きてたり、
ありもしない安心、安全を請け負わないと
生きていけない社会って、
めっちゃ、闇・・・・
ねこ的に、しぼうふらぐ・・・
ちーん
げんだいじん、「ごうか」なのよろこぶしね、
ごうか、豪華、業火、劫火、なんで燃やすのそんなに好きなの?
にんげん、火あぶり好きね。
ちーん。ころし、すき?
ひ、あぶないよ?
ひ、いいものだと思ってる?
道具だよ。それ。
誤使用すると、りすくある。
つまり、つかいすぎ、きけんってこと。
いまじだいのひと、「ひ」がすきね。
火、非、比、飛、費・・・・・
ひぃーーーーーーーーーって、
ことみたま的に、悲鳴のことなんだけど・・・
好きねぇ・・・。
あぶないものありすぎて、
あぶないってかんじないのが、げんだいなんだねって、
ねこは思ってる。
いのちにとって、
あぶないもの、常識のひと、
ねこはこわい。
ねこの敏感なセンサー
ねこのいのち
ねこのありのまま
ないがしろにする
それが常識
当たり前のひとだから
ねこにとって、ばけもの。
他人なんだから、
別々の存在なんだから、
わかり合おうとする努力、ひつよう。
わかったつもりでも、
勘違いだらけなこと、
かくにんしあうこと、たくさんある。
まちがいをみとめたり、
許しあったりすること、
お互いの大切なこと、
大事にしようとすること、
いのち、だいじにすること、だいじ。
「大事にする」って、
どういうことか
「いきる」って
どうすることか
じぶんでかんがえようとしない
「ぱたーん」で
「じょうしき」で
「けいしき」で
あらわすひと
うら、おもて、あるひと
「わからない」がわからない
機械みたいなひと
「無知」にたいする無知な人
やさしくないひと
ねこの言動、ふあんになったとき、ちょくせつ「かくにん」してくれないひと
ねこのいいまちがい、かんちがい、
ねこの話で、よくわかんなかったこと、しつもん、しないひと
「いっしょにかんがえる」しないひと
ねこ、わけわかんない。
だから、
ねこ、そういうひとの役に立てない。
いまどきのひと、ねこのはなし、
「ちゅうとはんぱにきいて、じぶんのなかで何かおもいこむ」ひとがおおすぎ。
ねこ、そういうひと、こわい。
もうれつに、こわい。
ねこ、そういうひと。
【まとめ】
ねこ、びんかん。
ちょう、動物的。
ねこ、ばかだけど、
ねこのからだ、かしこい。
だから、ねこ、ものしり。
いきるために、ものしりになった。
でも、世界の流転にかんして、むかんしんなひと、
絶対がそんざいしないこと、
確率世界であることについてかんがえない、
「無知に対して無知な人」
ごうまんさのあるひとの役には立てない。
ごうまんさ、生命の平等について無関心なこと。
ねこがいること、
ねこがいきるためにひつようなこと、
生命に対する平等感
生命に対する対等性
ねこの限界、完全に無視して、
ねこの生きる力をねじふせる力
思い込みによる暴力
それ、ごうまんという。
ねこ、
それ感じると、
意識保てない。
こころ、おしつぶされて、たましいぬける。
「ぜったい」「かくじつ」「かんぜん」を盲信する人、
流転世界の確率に対する努力、
不確実性、
不確実性による可能性の担保
これらを理解しようとする気のない人、
ねこにとっては、
ないものをあると信じてる
わけわかんない存在だから。
ねこの魂、ぬける。
ねこ、肉になる。
役に立てない。
さようなら。
ちーん。
0コメント